
外反母趾wiki(概要) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
外反母趾(がいはんぼし、Hallux valgus)とは、足の親指が小指の方に曲がっていく症状の総称。
体重を支える足は、靴など履物によって締め付けられることで変形してしまうことがある。
外反母趾はその典型とも言える症例で、足に合わない靴を履いている場合に多いとされ、女性に多く見られる。特にかかとの高い靴を長時間履いている場合になりやすいと言われている。
幅の広すぎる靴を履くことにより足が前に滑り、捨て寸の部分につま先が入り込んで圧迫され、発症するケースが多い。
症状の進行によって痛みを覚え、歩行や起立のたびに痛みを感じるようになる場合がある。
同じ要因によって外反母趾と逆に足の小指が親指の方向に曲がってしまう症状は内反小趾(ないはんしょうし)と呼ばれる。